2015年12月30日水曜日

ご家族を見守ってきたピンクのタイルを活かして(茂原市 I様邸 和便から洋便へのトイレリフォーム)

「今まではお客さんに『トイレを貸して』と言われると『和式トイレだよ』と、一言添えて貸していたけど、これからは気兼ねなく使って貰えるよ」


I様がとても嬉しそうに仰っていました。こんなに可愛いトイレなら、お客様にまずはトイレをご案内したくなってしまいますね。

洋式トイレがあまりにも普及してしまい、ちょっぴり肩身が狭くなってしまった和式トイレ。余談ですがブログ管理者は和式トイレ育ち。結婚して洋式トイレを使うようになってから、太もも・お尻・腰回りにむちむちと贅肉が付き始めました(笑)和式トイレが自然とエクササイズになっていたのかな?と感じました。そんな良い面(?)も有る和式トイレですが、足腰の悪い方や高齢者には不便な点が多いのは否めません。

BEFORE

AFTER
 
I様より壁のタイルを残して欲しいとご要望を頂き、小上がりの段差部分は必要最小限の解体に留めました。解体部は施工前同様にタイル仕上げも検討致しましたが、メラミン化粧板仕上げに。目地が少なく清掃性が高い上に、工期と予算を抑える事が出来ました。

長年ご家族を見守って来た可愛いピンク色のタイル。このタイルに似合うクッションフロア材とメラミン化粧板を、I様はご夫婦でじっくりご検討されていました。ご新築時からご家族の成長を見守り続けて、そしてこれからも一緒に過ごしていけるこのタイルはとても幸せものですね。