2014年6月6日金曜日

ツートーンカラーの外壁塗装(千葉市 S様邸外部改修工事)

リフォーム後の画像から紹介致します。

ホワイト×イエロー系のツートーンの外壁にグリーンの雨樋、赤茶系の明るい屋根。既存の門柱・アプローチとの色相性も大変良い仕上がりとなりました。

S様邸はコロニアル屋根でしたので、今回外壁にはセラミックシリコン塗料、屋根には遮熱塗料を提案致しました。屋根は家の中で最も厳しい環境下に有る為か、屋根塗料の耐候性は一般的な物も高機能な物も現状では大差が有りません。壁塗料は種類によって耐候性の差がございますが、耐候性がより高い商品は高価にもなりますし、屋根との耐候性に差が出てしまいます。

塗装工事の際の足場組立費は費用の1/3~1/4を占める為、高価で耐候性の高い塗料を使用して屋根と外壁の塗装時期を別々にするよりも、耐候性を揃えて屋根・壁同時に塗り替えを行った方がライフサイクルコストを抑える事が出来ると考え、このような提案となりました。

リフォーム前の画像です。
モルタル下地にリシン吹き付けで仕上げた、上品な淡いピンクのワントーン塗装でした。


実は当初S様より外壁をツートーンにしたいとご相談を頂いた際、私共はお勧めをいたしませんでした。理由は色分け時の境目になるモールが無かった為です。色分けだけでは、壁模様の影響で色の境目が歪んでしまう恐れが有るのです。それでもモールを入れずにツートーンにしたいというS様の熱意に職人様が応えて下さり、とても見事な仕上がりに!!そして美しい境目!!


上の画像は、S様との打ち合わせで使用したカラープランです。若干の変更は有りましたが、プランのイメージ通りに完成したのでは・・・と、自負致しております♪

キッチンを風通し良く(千葉市 M様邸キッチンリフォーム工事)

以前外壁塗装のご依頼を頂いたM様より、今回はシステムキッチンと勝手口ドアの入替、床改修、そしてキッチンエリアの換気改善のご相談を頂きました。
 
リフォーム後の画像のみとなります。優しい黄色の扉と、柔らかいタッチのお花の絵が施されたキッチンパネルの組み合わせがとってもキュート♪お菓子作りがご趣味の奥様が明るく楽しく過ごして頂けるような、キッチン空間になりました。


 
シンク側の壁には新たにルーバー窓を設けました。これはキッチンを風通し良くとのご要望からです。
 
元々対面のキッチンカウンターには、可愛い引違の飾り窓が付いていました。しかしほとんど締め切った状態でのご使用。これはキッチン出入口が廊下に面している為、飾り窓を開放すると廊下からの空気がリビングに流れてしまい空調効率が悪くなってしまう為でした。こうなるとリフォーム前のキッチンは出入口からの給気のみに頼る事となり、風通しが悪い状態となってしまいます。
 
そこで今回はルーバー窓を提案致しました。意匠性が高く廊下の採光にもなり、シンクの換気に必要な空気を取り入れるにはとても適した位置です。
 
勝手口が有れば十分風通しが良いのでは?と思われるかも知れませんが、換気計画の為には給気側と排気側の位置関係がとても大事になります。排気は換気扇を用いますので、勝手口を給気側としてしまうと位置が近すぎる為、ショートサーキットを起こして一定範囲の換気しか行えません。キッチン全体を均一に換気するには給気側を遠くに設け、更に給気口を分散させる事が必要となります。
 
ルーバー窓なら開閉も簡単で、開放すれば開口部丸々が給気口になり、キッチン出入口と共に給気側として十分に空気の流れを作る事が可能です。
 
今回M様邸にて、YKKAP様の商品カタログ用の写真撮影が行われました。ご採用頂いた勝手口が次回のカタログに掲載される予定です。詳細が決まりましたらブログにてお知らせ致します。お楽しみに・・・♪