2015年10月28日水曜日

5年後10年後の笑顔の為のリフォームを(福祉用具専門相談員)

「手すりの設置はいかがでしょうか?」
私がトイレ・浴室のリフォームをご相談頂いた際に、必ずお伺いしている事です。

手すり自体は数千円の物もございますが、設置場所によっては補強が必要な為、トイレは壁紙を貼り替えるタイミングでの設置をオススメしております。もちろん必要になってからの取付も可能ですが、見栄えが少々悪くなってしまう場合や、先に取り付けた方が割安な場合がございます。特にシステムバスに後から手すりの設置をする場合は、かなり割高になってしまいます。

手すりをオススメする理由は、自身の体験からでも有ります。

私は20代の頃に腰を痛めてしまい、重傷な時は立ち座りはもちろん腕も自由に動かせなくなったという経験がございます。辛かったのはトイレと入浴。当時住んでいたアパートには手すりは無くドアノブやら蛇口やら・・・掴めるものは何でも頼りにして必死に動いておりました。それまでは骨折やねんざの経験も無く、手すりについて考える機会など有りませんでしたが、年齢に関係なく手すりが必要な場面は起こり得るのだな・・・と、その時痛感致しました。

前置きが長くなりましたが、今年の3月に『福祉用具専門相談員』という資格を取得致しました。弊社でも介護保険制度の居宅介護住宅改修サービスを利用するお客様が増えており、それに伴い福祉用具を購入したいというご要望も頂くようになりました。特定福祉機器販売事業者となる為には、社内に2名以上の福祉用具専門相談員が必要となります。この条件をクリアし、現在事業者申請の手続準備を行っております。

 


3人に1人が65歳以上となる2025年。お客様が5年後10年後も今と変わらずにお健やかに、そして笑顔でお過ごし頂けるように・・・私共がお手伝い出来れば嬉しく思います。